始業式が行われました

令和4年9月1日、第2学期始業式が行われました。

令和4年度 2学期始業式 校長講話 

皆さん、おはようございます。

今日から新学期を迎えますが、コロナウイルスによる感染状況は、依然深刻です。
夏休み中にフェアキャストで配信しましたが、今学期、すでに延期せざるを得なくなった行事もあります。
しかしながら、今月下旬には1・2年生の芸術鑑賞、また10月1日には本校創立150周年の記念式典も予定されています。
一人一人が健康に留意して、行事に参加できるよう万全を期してください。
二学期は一番長い学期となりますが、目の前のことにベストを尽くし、この難局を乗り越えていくしかありません。
特に3年生は進路選択の大事な時期になります。学習面がおろそかにならないよう、一日一日を、大切に過ごすことを心がけてください。

話は変わりますが、今日9月1日は防災の日です。
大正12(1923)年、今から約100年前の11時58分、関東地方をマグニチュード7.9の地震が襲いました。その結果、10万を超える人たちが亡くなりました。今日は学校から家に帰るまで、それぞれの場所で地震が起きたらどうするのか、考えながら帰って下さい。
「訓練は本番のように、本番は訓練のように」といわれますが、日頃の心掛けが何より大事です。
また近年は、災害級の暑さと言われるように気温上昇による熱中症、更には大雨・豪雨による洪水被害等も頻発しています。常にアンテナを張り、関係機関から発せられる情報を把握して、「自分の命を守る行動」を取る、という事が求められています。他人事と考えず、時には最悪の事態も想定してみてください。

最後に、
皆さんが、二学期を無事迎えることができたことを、うれしく思うと同時に、皆さんにとって、充実した学期となるよう、学校としても最大限に傾注したいと思っておりますので、皆さんも存分に全力を発揮してください。

 

令和4年9月1日

学校法人上野塾
東京高等学校長  鈴木 徹