始業式が行われました

令和7年1月8日、第3学期始業式が挙行されました。

令和6年度 第3学期始業式 校長講話

皆さん、あけましておめでとうございます。

いよいよ、新しい年がスタートしました。皆さんは、新しい年をどのような気持ち・決意で迎えたでしょうか。換言すれば、何のために、誰のために、何をするのか心に決められたでしょうか?
昨年は一月一日、元日に能登半島で大きな地震が起きるなど、波乱の幕開けとなりましたが、今年はここまで穏やかな日常が続いています。世の中が平穏であることの有難さもつくづく感じます。また、学校では、「新年」とともに三学期がスタートします。終業式では「一年の計は元旦にあり」と言いましたが、学校での区切りはこの三学期にあるので、昨年やり残したことがある人は、この三学期に仕上げをする、という気概を持って、有終の美を飾るに相応しい学期にしてください。
さて、今年は、東京高校にとっては創立から153年目になります。3年生の皆さんが1年生の時、150周年だったことを思うと本当に、時が移ろう早さに驚きます。それでも、いくら時代が変わろうと、本校は明治草創期の塾時代からの「日本を担う若者たちを育てる」という基本理念を、万代不易・永続的に継続していかなければなりません。
皆さんが、東京高校で学ぶのはわずか3年です。しかし、後で振り返れば人生において貴重な時間だったと気付くはずです。その時に悔いを残さないためにも、今現在をしっかり頑張ってください。またくれぐれも軽率な行動をしないように心掛けてください。
今年一年も、心身ともに健康な毎日を過ごすことが基本になります。全員にとってこの一年が素晴らしい年であるように、良い年であるようにと祈念して、始業式の挨拶といたします。

以上です