修了式が行われました

令和7年3月19日、第3学期修了式が挙行されました。

令和6年度 第3学期修了式 校長講話

皆さん、おはようございます。今日で3学期が終わり、令和6年度も幕を閉じることになります。3月5日には卒業式が行われ、341名の先輩たちが本校を巣立っていきましたが、厳かで格調高い、素晴らしい式典でした。
また、卒業式と同様、今日の表彰でも、*出席優良者の数字は本当に素晴らしいと思います。
・1年生の精・皆勤者が185名(皆勤74・精勤111)、約57%
・2年生が202名(皆勤89・精勤113)、約51.8%
一年間一度も休まず、遅刻もしないということは、全員が実現可能なことではありますが、実際に成し遂げるのは大変なことだと思います。皆勤者が一日一日を積み重ねた、不断の努力に敬意を表します。3か年皆勤はまた、その一年一年の積み重ねです。ただ、コロナ禍以前は出席優良者の比率が70%を切ることはなかったのですが、近年はやや数が減ってきていることを心配しています。もちろん、体調が悪いのに無理して登校をしなさい、ということではありません。
よく「病は気から」と言います。誤解している人が多いようですが、この「気」は「気持ち」とか「気分」ではありません。漢方医学では人の体は「気」・「血(いわゆる血液)」・「水(体内にある水分)」から成り立っていると考えています。そして「気」とは人間の身体を動かすエネルギーであり、この3つのバランスが整っているのが健康な状態ということになります。これが一つでも不足したり、滞ったりすると体調不良や病気を引き起こす、と考えられています。要するに、西洋医学のように何か一つの疾病に焦点を当てるのではなく、心身のバランスを整えることが大事だということです。一例を挙げれば、西洋医学では風邪をひいたら投薬をする、漢方医学はそもそも風邪をひかないように身体全体の調和を図る、という違いになります。
先ずは基本に立ち返って、この休暇中に心身を整え、4月からは学校には休まず登校する、そういう生活習慣を身に付けてください。
それでは、怪我・事故には十分気を付けて、始業式には元気に会いましょう。
以上です

*出席優良者-3年生(卒業生)
皆勤67名、精勤95名の162名(在籍341名)47.53%、3か年皆勤は24名
学校全体としては皆勤230名、精勤319名(549名/在籍1056名)51.99%
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離任式
この3月をもちまして、教職員3名の方が退職されます。

・谷口 重紀 先生(国語)
1989年(平成元年)入職。在職36年。
国語科主任、また剣道部顧問を務める。

・宇都 定史 事務長
2015年(平成27年)入職。在職10年。
学校会計全般、および学校の安全管理、環境整備に従事。

・加島 優子 先生(地歴)
2018年(平成30年)入職。在職7年。
生徒会総務担当、女子ソフトテニス顧問を務める。

本校の発展に、ご尽力いただいたことに感謝いたします。
また、御三方の新たなるご活躍をお祈りいたします。
東京高等学校教職員一同